神様がくれたインド旅

~ある夜突然、頭に浮かんだインドの地名“バスタール”  それだけを理由に訪れた初のバックパックの旅。これは、その一部始終をつづった旅日記です~

vol.09 Chandoori Saiを宿に決めた2つの理由

神様からのメッセージには、実はインド旅では完結していなかった!!

このブログの後のお話は、『君は神だ☆』と言われましても・・・をご覧ください。

 

このブログを最初から読みたい方は、

vol.01 突然、謎の文字が頭に浮かびまして・・・からご覧ください。

 

 

Chandoori Saiを最初の宿に決めたのには2つの理由がある。

 

ひとつは、地球の歩き方に載っていた内容が気に入ったから

インドでゲストハウスをオープンすることを決めて

インド中を見て回ったLeonがこの土地に一目ぼれし、

山岳部族の暮らしを尊重しながら宿を共存させているのだ。

 

もうひとつはBastarに直接行くよりも、

先に近くで情報収集しておきたかったからだ。

なにせBastarのことはネットでもあまり情報が見つからず、

いったい何を目指していけばいいのか見当もついていない。

 

しかし、残念ながらLeonもスタッフの現地人も、

Bastarのことはほとんど知らなかった。

唯一オーストラリアンファミリーの通訳が、

Bastarのホテルのオーナーと知り合いらしく、

次に泊まるホテルとして紹介してくれた。

 

夕方になるとまた、オーストラリアンファミリーが声をかけてくれた。

宿のある村の人達が土器を作る仕事場を見学するらしい。

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オージーファミリーに同行して村を散策

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インドでは牛は神聖な生き物

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食べ物にまつわる神事?の様子

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川では沐浴もすれば、洗濯もする。洗車さえしていた。

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村で作られたヒンドゥー神の民芸品

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半地下の建屋では、土器の壺が作られている



 

 

向かう前に、気にかけてくれるお礼として、

日本から持ってきた忍者の扇子を子供二人にプレゼントした。 

 

マミー!と言ってファミリーの部屋に子供たちが戻ったかと思うと、

すぐに奥さんがカンガルーの絵のポストカードをプレゼントしてくれた。

その絵は奥さんの作品らしい。

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カンガルーや自宅についてたくさん話してくれたのだが、

話の冒頭に、

「そのカンガルーは、うちの庭に大勢いるうちの一匹なの。」に驚きすぎて、

残りの話は覚えていない。

 

ディナーも宿でオーナーのLeon、そしてオーストラリアンファミリーと共にし、

20時ごろには部屋に戻って翌日の出発のための準備を整えた。

明日にはインドの喧騒からかけ離れたカントリーリゾートとお別れだ。

 

彼らになにか僕が与えられるものはないか考えて深夜までその準備をした。